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過ぎ行く夏

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早明浦ダムの貯水率が0となり(現在は緊急用の水を利用)、節水を呼びかける自治体の広報車を頻繁に見かけるようになりました。香川県では雨も僅かながら降っているので、動植物は人間ほど水に困っている様子はありません。

四学に最も近い大きな川である土器川は、日本で一番小さな一級河川として有名です。ところが、毎年夏には流れがほとんどなくなり、涸れ川になってしまいます。夏に流れがなくなる土器川には、普通よりも広い河原が広がっています。そんな河原の堤防に、今年もツルボ(写真上)が咲き乱れました。毎年決まったように9月に入ると咲き出すユリ科の植物です。花が小さいので、一本だけでは見栄えがしませんが、群生するとたいへん奇麗で、日々の仕事に追われる人たちに秋の到来を告げてくれる風景になっています。

土器川の河原では、ほかにもカワラという名前のいろいろな植物を見つけられます。カワラナデシコ、カワラマツバ、カワラサイコ、カワラニガナ、カワラケツメイ、カワラセンベイ・・ん?これは違うか。河原以外でも普通にみかけるカワラナデシコ(写真下)は秋の七草になっています。ただし、こちらは夏中咲いているので常夏とも呼ばれているそうです。

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