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街の水辺・湧水

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暑い日が続いていますね。香川県では1ヶ月近くまとまった雨が降っていません。こんな時は、身近な水辺が恋しくなりますよね。

実は、香川県には出水と呼ばれる湧水がたくさんあります。出水は河川の伏流水を掘り当てたもので、山麓の湧水とはちょっと違います。その多くは農業用の水源として利用されてきました。香川用水が完成するまでは大変重要な水源だったようです。溜め池と並んで、雨の少ない讃岐の人々の知恵と言えます。

この出水は大学の近くにもいくつかあります。このあたりの出水は金倉川の伏流水らしいのですが、中でも二頭湧と呼ばれる出水は、善通寺市の上水道にも使われたことがあるほどの名水です(写真)。

こうした出水は、水源としての役割がなくなるとともに水辺公園として再利用されるようになりました。二頭湧は市民が誇れるような巨石を使い、その周囲を散策できるように改修されました。水の中には鯉が泳いでいます。たいへん立派なものです。

しかし、街の水辺としての役割を考えた時、改修前の下の写真と比べて良くなったと言えるのでしょうか。こんな疑問も浮かんでくる自慢の湧水です。

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(改修前)


二頭湧




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