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日本の城の石垣 [城]

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日本の城といえば、木造の天守のほかに石垣の美しさがよく話題になります。それもヨーロッパや中国の城塞都市の城壁ではなく、城やその廻りを支える石垣のことです。ふつう、大手門付近の石垣は大きな石をきれいに加工して、その美しさを際立たせています。また、扇の勾配と言って、積まれた石垣の曲線美を強調するものもあります。

ところで、日本の城には石垣はあっても、城壁がないのはなぜでしょうか。

Q:日本の城に城壁がないのはなぜ・・?

A1.日本人は背が低いから
A2.地震が多いから
A3.石が大きいから
A4.木がたくさん生えているから

こたえはこちら(クリック)

日本の石垣は城壁の代わりに、堀を掘ってその土を盛って土塁を作りました。その土塁を補強するために石垣が築かれました。敵の侵入を防ぐためにより高く、より垂直な石垣が望まれました。石垣の扇の勾配はそんな発想から生まれたといいます。石垣づくりには高度な技術が必要なため、戦国時代までは石塁程度で、本格的な石垣は近世になってから築かれました。

参照:バーズアイ、香川


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